2015年8月19日(水)四日市市文化会館にて、第50回心の書写の集いが開催されました。文鮮明先生の93年の生涯にちなんで、93名の皆様が集われました。また、50回を記念して、閉式後、お楽しみ抽選会があり大いに盛り上がりました。
今月の書写は「神様と私たちは、父と子の関係」です。
数年にわたる祈祷と真理探究の総決算とも言うべく、それまでどうしても解けなかった疑問についに答えを得たのです。それは一瞬の出来事でした。あたかも火の塊が私の体を通り抜けたかのようでした。
「神様と私たちは父と子の関係である。それゆえ、神様は人類の苦痛をご覧になって、あのように悲しんでいらっしゃるのだ」という悟りを得た瞬間、宇宙のあらゆる秘密が解かれました。
人類が神様の命令に背いて、堕落の道を歩む中で起こったすべての出来事が、映写機が回るように私の目の前にはっきりと広がりました。目から熱い涙がとめどもなく流れ落ちました。私はひざまずいてひれ伏したまま、容易に起き上がることができませんでした。子供の頃、父に背負われて家に帰った日のように、神様の膝に顔を伏せて涙を流したのです。イエス様に出会って9年目にして、ようやく父の真の愛に目覚めたのでした。(自叙伝88ページより)
~自叙伝書写喜びの証し~
◆亡き父との64年間のわだかまりが溶ける (前)
私は現在75歳で、一人暮らしをしています。主人は24年前に他界し、長男夫婦は隣町に住んでいるのですが、折り合いが悪くうまく情を通い合わせる事が出来ない事が悩みでした。また、私の父は、私が11歳の時に病気で亡くなったのですが、両親はいつもケンカをしており、父の思い出といったら、怒っている姿しか思い浮かびません。父には怖いイメージしか無いのです。何故私はこんなに家族の関係が悪いのか、いつも孤独感がつきまとい苦しい事や寂しい事ばかりでした。
書写を書き始めて2年が経ちますが、まわりの方達は変わっていくのに、私は書写を書いても変われない、いつになったら変われるのだろうと思っていました。
でもそんな私に、神様は奇蹟を与えてくださったのです。毎月行われる自叙伝書写講演会に参加した時のことです。浅川先生はいつも講話の中で、文鮮明先生の事を証ししてくださいます。その日は特に「文鮮明先生が全てに勝利してくださった教えを、自叙伝のみ言を通して私達に与えてくださっている」ことを、心で受け止めることができました。毎日書いている書写の一言一言にとても重みを感じ、その日から書写のみ言を心に入れながら書くように心がけました。
すると今まで感じたことのない、亡き父に対する感謝の思いが湧いてくるようになったのです。35歳で亡くならなければならなかった父はどれほど無念だっただろうか、また私がもっと父に甘えていたら、両親の仲も違っていたのではないかという、悔い改めの思いが込み上げてきて涙が止まりませんでした。11歳の時からとぎれた父に対する思いが64年ぶりに溶けていきました。 ・・続く