2015年7月16日(木)四日市市勤労者市民交流センターにて、第49回心の書写の集いが開催されました。
今月の書写は「心を明るくし、清めよう」です。
自分の最も親しい先生は自分の良心です。最も親しい友人よりも貴く、父母よりも貴いものが自分の良心です。 ですから、一生を生きていながら、最も親しい先生であるこの「良心」に、「私は今、正しく生きているか?」といつも尋ねなければなりません。良心が自分の主人だという事実を悟り、心を磨き、生涯親しく過ごしてみれば、誰もが良心の声を聞くことができます。良心が涙をぽろぽろ流して泣く声を聞いたら、この時にしていることはすぐに止めなければなりません。良心を苦しめることは、自らを滅ぼすことだからです。良心を悲しませることは、結局、自らを悲しみに陥れることです。
心を明るくし、清めようとすれば、世の中の喧騒(けんそう)を離れて、私と私の心、この二つだけが対面する時間が必ず必要です。とても孤独な時間ではありますが、心と親しくなる瞬間こそ、私自身が心の主人になる祈りの場であり、瞑想の時間です。周囲の騒々しさを退けて、心を静めていけば、心の中の最も深い所が見えてきます。心が落ち着くその深い場所まで降りていくためには、多くの時間と労力を注がなければなりません。(自叙伝234-5ページ)
~自叙伝書写喜びの証し~
◆自叙伝書写の「真なる愛は与え、また与えてもなお与えたい心ですのみ言を書写しておりました。そうすると、自分の心にある思いがわいてきました。それは、「自分はこれまで子ども達への愛が足りなかったという思いでした。涙が止まりませんでした。変わっていかなければと、本当に思わされ子供達や夫に対する接し方を反省し愛そうと努力し、さらに書写を続けていくうちに、不思議と夫が以前より優しくしてくれる事を感じました。 (八王子 50代婦人)
◆まずテーマの「幸福は常に私たちを待っています」に感動しました。先生の話の中で、何気ない事・物を大切することと当たり前の生活の大切さ、そこに幸せがあることを感じました。人の書写を通しての証を聞いて感動しますが、今回は感動と共に、自分の証を持ちたなければいけない事を感じました。これから書写を一生懸命して証を立てられる私となっていきたいと思います。